Maison Ancora — ミラノ
筆記の芸術
1919年創業のイタリア筆記具ブランド。
1919年創業 · イタリア
第1章 ― 起源
海から受け継いだ名前
Ancoraは1919年に創業され、万年筆の製造に特化したイタリア最初期のブランドのひとつでした。その名前はイタリア語で「錨(いかり)」を意味し、「揺るがず、長く使い続けられ、毎年変わらず持ち主の手に戻る筆記具」という約束を込めて名付けられました。
筆記が日常の儀式であった時代、Ancoraのペンは商人や将校、通信員たちの机の上で愛用されていました。錨は静かな信頼の象徴となり、1世紀を超えるイタリアの職人技とともに受け継がれてきたのです。
歴史的アーカイブより
Ancoraアーカイブ収蔵資料
Ancoraアーカイブに保存されている広告や資料の一部をご紹介します。筆記を常にデザインの一形態として捉えてきたブランドの視覚的記録です。
トラブルを起こさないペン
世代を超えて受け継がれてきたAncoraの歴史的な約束。
Ancora アーカイブ広告
第2章 ― 現在のAncora
受け継がれる職人技
1世紀以上を経た今日も、Ancoraのすべてのペンは手作業で仕上げられています。ミケランジェロの採石場から採れた大理石、ヴェスヴィオ火山の溶岩石、希少な木材など、歴史ある特別な素材を用い、それぞれを持ち歩き、使い続け、長く受け継ぐための筆記具へと昇華させています。
アーカイブは単なる懐古ではありません。それは指針です。すべての新しいコレクションは、1919年に創業者たちが問いかけたひとつのテーマに応えています――「一生を通じて使うにふさわしい筆記具を、いかにして作るか」。